2023年度第3回資格更新研修会について

第3回資格更新研修会について、下記の通りご案内いたします。

日時:2024年2月24日(土)12時から受付
   研修会12時30分~16時
場所:奈良女子大学奈良女子大学コラボレーションセンター 3階 Z306教室(対面のみ)奈良女子大学 東門向かい側の建物です)    
   キャンパスマップ|大学案内|奈良女子大学 Nara Women’s University (nara-wu.ac.jp)

参加費:500円
申込方法:2月2日(金)~2月16日(金)までに
     一般社団法人臨床発達心理士会ホームーページより
     お申し込みください。
定員:60名
研修講師:天ヶ瀬 正博(奈良女子大学 教授)


研修題名:
「理論と基礎的知見から個別支援へ―PASS理論と新ヴィゴツキー派による発達支援と学習支援に学ぶー」
(概要)
 学齢期における発達支援では、発達の多様性、具体性、個別性の理解に基づく学習支援が重要な課題となる。いわゆる「非典型発達」の場合は、読み書き計算というリテラシー(小中学校での学び)の個々の学習活動に直接関係する認知能力のアセスメントと、それに合わせた発達支援・学習支援をする必要がある。この点において成果を上げている、A.ルリアの脳機能障害研究に基づくPASS(プランニング、注意、同時処理、継次処理)理論による、認知アセスメントと発達支援・学習支援を紹介し検討する。合わせて、新ヴィゴツキー派による最近接発達領域のアセスメント(「ダイナミック・アセスメント」)と子ども中心の共同課題解決による発達の個別性の理解の視点から発達支援・学習支援を紹介し検討する。これらを学ぶとともに、発達⽀援のニーズ把握、アセスメントの⽅法に関する内容を通して、基礎研究における理論と知見から個に応じた支援を支援者が自ら考えて構築することを研修する。

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