2019年度第3回資格更新研修会について、下記の通りご案内いたします
日時:2020年3月7日(土)13時から受付
研修会13時半~16時半(3時間)
場所:奈良女子大学コラボレーションセンターZ306教室
参加費:500円
研修講師:
大倉得史(京都大学大学院人間環境学研究科・教授)
研修題名
「子どもの心を育てる営みを支える」
(概要)
現代は「主体性の危機」の時代です。家庭の問題、学校の問題、社会の問題が絡まりあって、子どもの心を育てるという営みが難しくなる結果、自信・自己肯定感や信頼感・安心感を持てないまま大人になっていく人(主体的になれない人)が多くいます。また、そうした人が親になっていくことで、ますます子どもの育ちが脅かされるという負の循環が生じているケースも散見されます。そのような負の循環を食い止めるためには、社会全体で子育てを支えていくようなシステムを作っていくことが必要になります。
今回の研修では、子どもの心の育ちとは何か、それを支えるためにどのような関わりが求められるのか、そして子どもの周囲の人々にそのような関わりをしてもらえるよう働きかけていくために、どのような支援の工夫が考えられるのかについて、保育現場や学校教育現場のエピソードを題材にしながら検討していきたいと思います。
2019年度第2回資格更新研修会のご案内
2019年度第2回資格更新研修会について、下記の通りご案内いたします。
日時:2019年8月17日(土)13時から受付
研修会13時半~16時半(3時間)
場所:奈良教育大学 次世代教員養成センター2号館 多目的ホール
参加費:500円
研修講師:
郷間英世(姫路大学看護学部・看護学科特任教授)
研修題名
「発達の性差と発達障害の性差(発達障害はなぜ男児に多いのか)」
(概要)
臨床発達心理士の研鑽のために、発達の性差および発達障害の性差について、なぜ発達障害は男児に多いのかというテーマで学べる研修機会である。
自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、学習障害などの障害はいずれも男児で多く、研究課題にもなっているがこのことについて、脳機能の性差、発達の性差、脳の脆弱性の性差などの点からお話いただく。
2019年度第1回資格更新研修会及び総会のご案内
2019年度第1回資格更新研修会及び総会について、下記の通りご案内いたします。
日時:2019年5月18日(土)13時から受付
研修会13時半~16時半(3時間)、総会16時半~17時
場所:奈良女子大学 N201
参加費:500円
研修講師:
向後礼子(近畿大学教職教育部教授)
研修題名
「発達障害がある人の自己理解―就労にむけて」
(概要)
発達障がいのある青年が、いつ、どのように自分の“障がい”と向き合うのか、は大きな課題である。子ども時代から感じていた違和感や苦手について、ある日、突然、それは障がいであり、支援の対象となると伝えられたとき、どのような気持ち、考えが浮かぶのだろうか。昨日までの自分と今日の自分の間に差がないにもかかわらず、障がいという言葉と向き合うことになる。もちろん、感じ方も考え方も人によって異なるであろうが……。
現在の日本では、障害者雇用率制度を採用しているため、就職に際して、あるいは働き始めてから障がいの診断を受ける発達障がい者は少なくない。そこで、就職活動(就労)と障がい理解(自己理解)について改めて考えて見たい。
第3回資格更新研修会のご案内
第3回 資格更新研修会について、下記の通りご案内いたします。
日時:2019年3月2日 13時半~16時半(3時間)
場所:奈良女子大学 S235
参加費:500円
研修講師:
中屋ひろ子
(奈良県精神障害者・発達障害者雇用企業サポート事業 雇用促進コーディネーター 精神保健福祉士)
下村宏美(発達障害児者相談支援 しーど 臨床発達心理士)
コーディネーター:
玉村公二彦(奈良教育大学 臨床発達心理士)
研修題名
「高校を卒業するまでに身につけておいてほしいこと」
(概要)精神障害・発達障害の青年期・成人期における就労支援と生活支援に
携わる方々から、障害のある人たちの高校卒業後の進路、就労、生活の現状と、その支援の取り組みを示して頂きます。そして、学校教育における教科内容の習得だけでなく、職業生活と社会生活のために高校卒業までに身に着けておきたいこと、そして、雇用者を含めて社会における合理的配慮など、障害のある人たちに対する現在の療育と社会における合理的配慮に関する課題を討論します。
第2回資格更新研修会のご案内
感覚統合の観点から、子どもの発達と遊び、感覚統合の理論と実践の今日的なトピックについて触れ、今日求められている発達障害のある子どもの支援について、OTの立場から示唆をしていただく。
就学前の「身辺処理」「情緒」「ことばの発達」の問題や、就学後の「読み書き」などの学習上の問題に対して、感覚統合の視点から示唆を得ることとしたい。
2018年度第1回資格更新研修会及び総会のご案内
第1回資格更新研修会及び総会について、下記の通りご案内いたします。
日時:2018年5月19日(土曜日)
時間:12時半受け付け開始
13:00~16:00、研修会
その後 総会
場所:奈良女子大学N棟302
参加費:500円
研修講師:玉村公二彦(奈良教育大学)
山口歩(ペアレントメンター)
研修内容:「ライフサイクルを通したASDの発達的理解と支援」
(概要)
2013年にDSM-5が発表されてすでに5年を経ました。これまでの広汎性発達障害から、アスペルガー障害なども包括した自閉症スペクトラム障害へと診断名と診断基準が修正され、定着がすすんでいます。同時に、学校教育においては自閉・情緒学級への在籍増と通級指導教室の設置などの動向があり、また、福祉の現場のなかでも、多様な放課後デイサービスの展開などがすすんでいます。今回の研修では、奈良県を中心とした、自閉症スペクトラム障害を中心に特別支援学校や特別支援学級の状況、インクルーシブ教育の課題を共有するとともに、奈良県発達障害支援センターなどでペアレントメンターとして活動を行っている保護者から、自閉症児の子育てのエピソードや保護者の支援などについての課題を考えます。
第3回資格更新研修会のご案内
「遊び」は人間の生に深く関わり、その成長・発達に欠かせないといわれます。しかし、私たちは時に、「遊ばずに勉強する」ことをよしとしたり、「遊び」と「学習」を過度に結びつけることで安心したりすることもあります。
本研修では、皆様の「遊び」への思いを引き出し、省察する活動を通して、「遊び」とは何かを根源的に探り、その意味や価値を考えていきたいと思います。さらに、ある幼稚園の実践事例を紹介し、子どもの成長や発達の「関係」への考察を深めたいと思います。
資格更新研修会のご案内
ご参加お待ちしております。
日時 2017年8月26日(土)13:30~16:30
(13:00受付開始) (3.0時間1.0ポイント)
場所 奈良女子大学 N201教室
参加費:500円
講師:八木 修司 氏 (関西福祉大学社会福祉学部 教授)
研修内容: 「学校って、どうしたら行けるの!
―学校に行けない子どもをどのように支援するか―」
不登校は、教育や医療、福祉の分野で様々な取り組みがなされていますが、
これが支援の王道というものはありません。
というのも、不登校は様々な要因が絡み合って生じているからです。
また、子ども一人ひとりによって学校を休みだした要因は異なりますから、
それに対する支援は異なります。
ケースバイケースですが、やはり、子どもや家族に対する
基本的なつき合い方はあると思います。
今日の研修会では、出来るだけ具体的に子どもや親の行動と
それに対する対応を皆さんと相談しつつ、
より良い対応を考えていきたいと思っています。
2017年度 奈良支部総会及び第1回資格更新研修会のご案内
文部科学省では、平成22年、「児童生徒が抱える問題に
対しての教育相談の徹底について」を発出し、
性同一性障害に係る児童生徒については、
その心情等に十分配慮した対応を要請しています。
また、平成26年には、その後の全国の学校における対応の
状況を調査し、様々な配慮の実例を確認しています。
法務省の人権擁護機関でも,
「性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう」及び
「性自認を理由とする偏見や差別をなくそう」を
啓発活動の協調事項として掲げ啓発活動を実施しています。
しかし、性同一性障害者(性的少数者)はLGBTなどと
呼ばれてひとくくりにされる場合がありますが,
それぞれの特性ごとに悩みなども異なります。
高野晶さんを講師に迎え、性的少数者それぞれの
理論的背景と特性について研修を行い、
さらに高野さんの幼少期から現在までの経験等を
語っていただくことを通して、性同一性障害者に
対する理解を深めていきます。
また、性同一性障害の子どもへの対処として、
学校や医療機関との連携の在り方、
そして思春期特有の留意点などについて
参加者と一緒に考えます。
第3回資格更新研修会のご案内
2017年2月1日
奈良支部主催 2016年度第3回資格更新研修会について、
以下の通りご案内いたします。
奮ってご参加くださいませ。
日時:2017年2月18日(土)13:30~16:30(受付開始13時より)
(3.0時間1.0ポイント)
会場:奈良女子大学N棟2012017
参加費:500円
講師:伊丹 昌一氏(梅花女子大学)
テーマ:「気になる子どもの理解と支援」
通常の学級における気になる子どもたちの理解とその効果的な支援法を大阪府のモデル事業を通して明らかになった視点をふまえて解説します。
気になる子どもたちの背景は、発達障害にとどまらず、愛着形成不全や性に関するマイノリティー、家庭の経済的困窮等様々です。そのような困っている子どもたちの効果的な支援のあり方を就学前から思春期までの段階ごとに解説します