「遊び」は人間の生に深く関わり、その成長・発達に欠かせないといわれます。しかし、私たちは時に、「遊ばずに勉強する」ことをよしとしたり、「遊び」と「学習」を過度に結びつけることで安心したりすることもあります。
本研修では、皆様の「遊び」への思いを引き出し、省察する活動を通して、「遊び」とは何かを根源的に探り、その意味や価値を考えていきたいと思います。さらに、ある幼稚園の実践事例を紹介し、子どもの成長や発達の「関係」への考察を深めたいと思います。
臨床発達心理士は生涯発達のパートナーです
「遊び」は人間の生に深く関わり、その成長・発達に欠かせないといわれます。しかし、私たちは時に、「遊ばずに勉強する」ことをよしとしたり、「遊び」と「学習」を過度に結びつけることで安心したりすることもあります。
本研修では、皆様の「遊び」への思いを引き出し、省察する活動を通して、「遊び」とは何かを根源的に探り、その意味や価値を考えていきたいと思います。さらに、ある幼稚園の実践事例を紹介し、子どもの成長や発達の「関係」への考察を深めたいと思います。
ご参加お待ちしております。
日時 2017年8月26日(土)13:30~16:30
(13:00受付開始) (3.0時間1.0ポイント)
場所 奈良女子大学 N201教室
参加費:500円
講師:八木 修司 氏 (関西福祉大学社会福祉学部 教授)
研修内容: 「学校って、どうしたら行けるの!
―学校に行けない子どもをどのように支援するか―」
不登校は、教育や医療、福祉の分野で様々な取り組みがなされていますが、
これが支援の王道というものはありません。
というのも、不登校は様々な要因が絡み合って生じているからです。
また、子ども一人ひとりによって学校を休みだした要因は異なりますから、
それに対する支援は異なります。
ケースバイケースですが、やはり、子どもや家族に対する
基本的なつき合い方はあると思います。
今日の研修会では、出来るだけ具体的に子どもや親の行動と
それに対する対応を皆さんと相談しつつ、
より良い対応を考えていきたいと思っています。
文部科学省では、平成22年、「児童生徒が抱える問題に
対しての教育相談の徹底について」を発出し、
性同一性障害に係る児童生徒については、
その心情等に十分配慮した対応を要請しています。
また、平成26年には、その後の全国の学校における対応の
状況を調査し、様々な配慮の実例を確認しています。
法務省の人権擁護機関でも,
「性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう」及び
「性自認を理由とする偏見や差別をなくそう」を
啓発活動の協調事項として掲げ啓発活動を実施しています。
しかし、性同一性障害者(性的少数者)はLGBTなどと
呼ばれてひとくくりにされる場合がありますが,
それぞれの特性ごとに悩みなども異なります。
2017年2月1日
奈良支部主催 2016年度第3回資格更新研修会について、
以下の通りご案内いたします。
奮ってご参加くださいませ。
日時:2017年2月18日(土)13:30~16:30(受付開始13時より)
(3.0時間1.0ポイント)
会場:奈良女子大学N棟2012017
参加費:500円
講師:伊丹 昌一氏(梅花女子大学)
テーマ:「気になる子どもの理解と支援」
通常の学級における気になる子どもたちの理解とその効果的な支援法を大阪府のモデル事業を通して明らかになった視点をふまえて解説します。
気になる子どもたちの背景は、発達障害にとどまらず、愛着形成不全や性に関するマイノリティー、家庭の経済的困窮等様々です。そのような困っている子どもたちの効果的な支援のあり方を就学前から思春期までの段階ごとに解説します
2016年7月25日 0:03
奈良支部主催 2016年度第2回資格更新研修会について、
以下の通りご案内いたします。
奮ってご参加くださいませ。
日時:2016年8月20日(土)13:30~16:30(受付開始13時より)
会場:奈良女子大学N棟 N101教室
参加費:500円
テーマ:「大学における発達障がい学生への支援について」
(3.0時間1.0ポイント)
講師:阿久さやか(近畿大学 障がい学生支援課)
山本智子 (近畿大学)
会場へのアクセス:近鉄奈良駅徒歩10分
駐車場はありませんのでご注意ください。
2016年5月6日
【奈良支部 第1回資格更新研修会】
日時:2016年5月28日(土) 13:00~16:00
(3.0時間 1.0ポイント)
テーマ: 「児童・生徒の発達に応じた学習指導と情動知能及び自尊感情への支援について」
講師: 豊田 弘司氏 (奈良教育大学副学長)
子どもたちの学力を最も規定するのが,学習方略である。
学習方略の指導によって,子どもたちは,自分の合った学習方略を身につけ,
そして,その実行によって成績の向上という随伴経験(努力が成果に結びつく経験)を得る。
この経験が,学習意欲を高め,さらなる学力の向上へと結びつく。
また,従来より学習習慣が学力を規定するということは指摘されてきた。
その実態を紹介し,実際に中学校での学習習慣の指導事例を紹介する。
さらに,近年,自尊感情の低下が指摘されているが,その状況を紹介し,
自尊感情の向上には,上述の随伴経験が重要であることを示す。
最後に,教育において感情の処理能力である情動知能が注目されているが,
感情を処理する能力の重要性と,その育成に関わる要因について紹介する。
全体として,子どもたちの指導においては,認知的側面だけでなく,
感情的側面を含んだ総合的指導を考える時期に来ていることを提案する。
場所: 奈良女子大学 N棟101
(奈良市北魚屋西町。近鉄奈良駅出口A,東向き北商店街経由,右折・左折,正門すぐ右。)
自家用車での来場は,原則できません。希望される場合,予めご相談ください。
参加資格・参加費:2016年度日本臨床発達心理士会会員(事前申し込みは不要),
500円(印刷費・会場費等として)
◎研修に参加される方へ
・年会費未納の方は研修会に参加不可。期限後納入で未処理の場合,
研修ポイントが無効になることがあります。
・臨床発達心理士資格更新研修会等参加記録ノートとID証を受付に提出してください。
・参加記録ノートに登録番号・氏名・写真添付がない場合,10分以上の遅刻や早退は
ポイント交付できません。
・研修会での写真撮影・音声記録はお断りしております。退場してもらうこともありますのでご注意ください。
問合せ先:奈良女子大学文学部天瀬研究室(e-mail:amagase@cc.nara-wu.ac.jp)
【総会】 2016年5月28日(土) 16:00~16:30 会場: 奈良女子大学 N棟101
2016年2月2日 20:28
日本臨床発達心理士会奈良支部資格更新研修会(3時間1ポイント)のお知らせ
寒さもいっそう身にしみこの頃です。
さて、臨床発達心理士会奈良支部の資格更新研修を下記の通り開催することとしております。
皆様のご参加よろしくおねがいいたします。
日 時 平成28年 2月 20日(土) 13:30~16:30
場 所 奈良教育大学次世代教員養成センター2号館多目的ホール
JR奈良、近鉄奈良より市内循環バス約10分高畑下車(奈良教育大学)
内 容 「自己調整能力の発達と支援」松村京子先生(兵庫教育大学大学院教授)
近年,実行機能と呼ばれる脳の前頭前野に関連する能力が注目されている。
実行機能は抑制,注意の切り替え,ワーキングメモリの要素を含み,自己調整能力に関わる。
この能力が高い子どもは対人関係や成績が良いことが知られている。
一方,小1プロブレムの原因はこの能力の未発達にあると考えられている。
さらに,自閉症児やADHD児はこの能力が劣る。
本研修では,実行機能・自己制御能力の発達とその支援について検討する。
参加費 500円
2015年度 奈良支部総会 および奈良支部主催 第1回資格更新研修会(1区分:3時間1.0ポイント)のお知らせ
2015年4月2日
支部総会
日時:2015年5月16日(土) 13:00~13:50(受付開始12:40より)
会場:京都教育大学藤森キャンパス(京都市伏見区深草藤森町1番地)共通講義棟(F棟)2階大講義室2
議題:支部役員、支部規約、2015年度活動計画、2015年度予算、その他
※総会に出席できない方は、奈良支部総会議事を議長(または別の方)に委任する旨と氏名を明記した「委任状」をメールでkeizina@jacdp-kansai.orgまで送ってくださいますようお願いいたします。
支部主催第1回資格更新研修会
※本研修会は京都支部、滋賀支部、奈良支部の合同開催です。
日時:2015年5月16日(土) 14:00~17:00(受付開始13:40より)
会場:京都教育大学藤森キャンパス(京都市伏見区深草藤森町1番地)共通講義棟(F棟)2階大講義室2
参加費:無料
テーマ:「愛着の諸問題について」(3.0時間 1.0ポイント)
講 師:荘厳舜哉氏(日本臨床発達心理士会 幹事長)
会場へのアクセス情報は京都教育大学ウェブサイトでご確認ください。
http://www.kyokyo-u.ac.jp/access/access01/
http://www.kyokyo-u.ac.jp/campusmap/campus01.htm